第38再気象予報士試験 一般問2
問2:
晴天時の日中には対流混合層が発達する。この混合層内において,高度によらずほぼ一様な値となる物理量の組み合わせとして正しいものを,下記の(1)〜(5)の中から一つ選べ。ただし,混合層内では凝結は起きないものとする。
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(a) |
(b) |
(c) |
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(1) |
温度 |
風速 |
相対湿度 |
(2) |
温度 |
相対湿度 |
混合比 |
(3) |
温位 |
相対湿度 |
混合比 |
(4) |
温位 |
風速 |
相対湿度 |
(5) |
温位 |
風速 |
混合比 |
解説:
選択肢を見た瞬間に、ものすごいサービス問題だと感じたことだろう。
なぜなら、もしも「相対湿度」が保存されないことを知っていたら、自動的に削除できるので、選択肢は(5)しか残らない。
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(a) |
(b) |
(c) |
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(1) |
温度 |
風速 |
相対湿度 |
(2) |
温度 |
相対湿度 |
混合比 |
(3) |
温位 |
相対湿度 |
混合比 |
(4) |
温位 |
風速 |
相対湿度 |
(5) |
温位 |
風速 |
混合比 |
何も考える必要がなく、選択肢は(5)に絞り込まれてしまった。
(これで正解なのだ)
ともかく(a)から順に検証してみよう。
(a)は高度が上がれば「温度」は低下するが、「温位」は変わらないのは、基本中の基本だ。
(b)は「風速」だ。風速が維持されると言う表現には違和感があるが、必ずしも高度に伴って変化するものではない。
(c)の「混合比」も高度が変わっても保存される指標の代表のようなもので、悩むことはないだろう。
正解は、
選択肢(5)「温位、風速、混合比」である。
(2013/03/14)
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