第38再気象予報士試験 一般問3


問3:
温度 Ta,相対湿度 70% の空気塊を温度 Tb まで冷却したところ,水蒸気の一部が凝結し飽和状態になった。凝結した水分をとり除いたのち,温度 Tc まで加熱した。この時の空気塊の相対湿度 (% ) として正しいものを,下記の(1)〜(5)の中から一つ選べ。
ただし,気圧は一定であるとし,Ta,Tb,Tc に対応する飽和水蒸気圧はそれぞれ Ea,Eb,Ec である。


解説:
各温度における飽和水蒸気圧と実存する水蒸気圧を図示すると下図のようになる。

TaからTbに移ったときに、余分な水滴が除外されたので、実存の水分はEbである。
そのまま、水蒸気EbがTcに移るので、
   相対湿度=実存水蒸気圧/飽和水蒸気圧=Eb/Ec×100%になる。
すなわち、正解は選択肢(2)である。


(2013/03/13)

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