提出前の最終チェック


さて、気象予報士実技試験の本当の最終チェックです。
知っていたのに不本意にも減点されてしまう項目を列挙してみました。ほとんどが、私自身が自己模試採点でミスった経験があるところです。
もしも解答欄を全部埋めてしまって、見直す時間があったら、答案用紙提出の前に次の点をチェックしよう。

1)言葉の流れが合っているか?
  例えば、「多い」、「大きい」、「弱い」などの「い」が必要か不要か文脈で判断すること。
  解答欄だけ見ると「大き」なんてちょっと変だけど、求められているなら仕方がない。
  「低気圧の前面には( b )移流が見られる」の解答は(暖気)であり(暖気移流)と書いたら間違いだ。
  「この現象をなんと言うか答えよ。( c )現象」の答えは(フェーン)であり(フェーン現象)ではない。
2)単位の書き逃しはないか?
  985hPaとか、24mmのように単位を付けた数値を求める問題に、数値だけでは減点される。
  風速がノットじゃなくて、m/sで求めることもあるよ。
3)逆に余計な単位をつけていないか?
  「低気圧の中心気圧は( a )hPaである」この問題で(992hPa)などと不必要な単位をつけると減点されるか、点数がもらえない。
4)+やーの符号の付け間違いはないか。
  気圧の変化量や上昇流の強さでは、マイナス符号を求めていることがある。
  「絶対値」という指示があれば、上昇流や渦度、気温・気圧変化にマイナスを付けてはいけない。マイナスをつけると、絶対値の意味を知らない奴だと解釈される。
5)渦度の(×106)を書き落としていないか?
  渦度は、通常124×106s-1の単位を使うが、解答欄に(×106s-1)が既に含まれている場合とない場合があるので勘違いしないように。
6)中心気圧か、気圧の変化量か勘違いしていないか?
  「12時間、24時間後の低気圧の中心気圧を書け」の場合は、998、982で良いが、
  「12時間、24時間後の低気圧の前12時間の変化量を書け」なら、-12、-16になる。
7)台風の「暴風域」を「暴風圏」のように、俗語で書いていないか?
  気象用語では、暴風圏とは言わないので、正しい気象用語を使うこと。
8)東経120度〜130度辺りは、経線が斜めに曲がっているので、方向を間違いやすい。
  北東と北北東の区別は、45度の三角定規を緯線に当てることによって勘違いを防ぐことが出来る。
  分度器でも良いが、目盛を読むのが面倒なので三角定規で見当をつける方法を覚えておこう。
9)前線描き込みの線種を間違えていないか?
  天気図に前線を描かせる問題では、「実線で描け」と言う場合と「前線符号を付して描け」と言う場合がある。
  前線符号を書かせるときには、「閉塞前線」や「停滞前線」が絡んでいると思え。
  逆に「実線で書け」との指示に対して、寒冷前線の三角符号をつけたら減点されるだろう。
10)受験番号を間違えていないか?
  さすがに自分の名前は間違えないだろう。
  しかし、番号は「3726」と「3276」なんて簡単に間違えてしまうので注意しよう。
  話題が逸れるが、次のような文章がある。
  「この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の
   けゅきんう の けっか にげんん は もじ を にしんき する 
   とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいってれば 
   じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という 
   けゅきんう に もづといて わざと じんばゅん を 
   いかれえて おまりす」
   本当に滅茶苦茶だけど、それらしく読めたこと思う。
   同様に、「3726」と「3276」は勘違いしやすいということだ。


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