究極の選択10か条


試験直前、最後のワンポイント。
無茶苦茶だけど、分からないからと白紙で出すよりも、若干でも可能性を残す究極の選択。
だけど、この程度のことが分からないようでは、合格の可能性は限りなくゼロに近いね。

本気で考えても答えが分からないときの究極の選択10か条はこれだ。
0)雲の名前が分からなかったら、『積乱雲』と書く。
  気象に与える影響力が大きいので、他の雲よりも出題回数が圧倒的に多い。
1)気象現象の名前が分からなかったら『フェーン現象』と書く。
  なんたら現象と言うのは、フェーン現象以外にほとんど出てこない。
  たとえば、「エルニーニョ現象」とは言わない。
2)対流圏界面がどうのこうのということなら『低く垂れ下がる』と書く。
 上層に暖気核があると圏界面が低く垂れ下がってくる。これ以外に圏界面の問題が出されるケースは極めて少ない。
3)航空機に対する影響が分からなかったら『晴天乱気流』と書く。
  地表付近では「ダウンバースト」もあるが、上空で航空機に関する問題はこれしか出ない。
4)衛星画像で、細く長く伸びた雲の名前は『トランスバースライン』と書く。
  端部にギザギザがあれば間違いないし、しばしば上記の航空機(晴天乱気流)とセットになる。
  シーラスストリークや巻雲とか巻層雲の可能性もあるが、出題比率は「トランスバースライン」が多い。
5)今後の台風の変化をなんと言うかと問われて、分からなかったら『温帯低気圧化』と書く。
 台風が今後どうなるかと言う聞き方なら、台風の「発達」や「衰弱」があるが、現象として名詞化していないので、なんと言うかと名称を問われたら「温帯低気圧化」しかない。
6)雨の種類が分からなかったら『しゅう雨』と書く。
  地味な「地雨」よりも、対流活動に伴う派手な「しゅう雨」の方が出題頻度が多い。
7)風がどうたらこうたら言う話になったら、まず『収束』を考える。
 第2選択肢としては『シア』があるが、迷ったら『収束』の可能性にかける。
8)積乱雲などの対流活動に伴う災害は、訳も分からず『落雷』『短時間強雨』『突風』と書く。
  災害御三家として覚えておけば、きっと役に立つ。
9)成層状態を問われて分からなかったら『対流不安定』と書く。
  解答としては、「安定」「条件付不安定」「不安定」の可能性もあるが、出題比率は対流不安定が多いので、分からなかったら「対流不安定」だ。
おまけ)前線位置の決め方が分からなかったら『等相当温位線集中帯の南縁付近』と書く。
 出題意図を考慮して「風のシアライン」など多少アレンジを加えれば、8割以上はクリアできるだろう。

これらに従って解答して間違ったからと言っても、苦情は受け付けません。
苦情を言うくらいなら、自分で考えて答えましょう。
あくまでも、どうしても分からないときに、白紙で出すよりもマシだと、割り切って使ってください。

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