災害御三家


積乱雲では落胆と(落・短・突)、前線性では家庭崩れ(河・低・崩れ)で反乱(はん濫)だ。

実技試験の最終問題の問5辺りで、天気図を見てその地方で注意すべき災害の種類を問う出題が多い。
状況設定によって質問形式は多様だが、少なくとも次の二つは基本として覚えておくべきだ。

一つは、活発な積乱雲の対流活動によって引き起こされる災害だ。
それは、積乱雲御三家である「落雷」「短時間強雨」「突風」だ。

「落雷」は、文字通り「雷」のことで、特別の説明は不要だろう。
「短時間強雨」から「土砂災害」につながることもあり、設問の形式に応じて、解答を変化させる程度の応用はできるだろう。
「突風」は、「竜巻」や「ダウンバースト」に発展することもあるし、「建物の倒壊」のような具体的な表現を求められることもある。
ともかく、基本は、「落雷」「短時間強雨」「突風」だ。

二つ目は、前線性の長時間降水によって引き起こされる災害だ。
それは、前線性御三家とも言うべき「河川の増水」「低地の浸水」「崖崩れ」である。

短時間で勝負を決める積乱雲とは違って、長丁場の雨であり、風はあまり問題にしない。
特に、梅雨前線などの停滞前線が対象だが、動きの遅い台風もこの仲間に入れてよい。
ただし、台風の場合は、強風が続くこともあるので、それも頭に入れておくべきだ。
「河川の増水」は、「はん濫」「洪水」と変化することもある。
「低地の浸水」は、「床下浸水」「床上浸水」のような具体的な表現を求められることもある。
「崖崩れ」は、「土砂崩れ」「土砂災害」でも良いが、文脈に対応した表現を選ぶべきだ。

この二つを覚える呪文(語呂合わせ)として、次のようの覚えると良い。
積乱雲では落胆と(落・短・突)、前線性では家庭崩れ(河・低・崩れ)で反乱(はん濫)だ。
「らくたんと」で、「落雷・短時間強雨・突風」を連想する。
「かていくずれ」で、「河川の増水・低地の浸水・崖崩れ」を連想する。
河川の増水の先が「はん濫」である。(なぜか、気象用語では氾濫と漢字で書かない)
 (2013/06/28)

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