第39回合格者分析
3月8日に発表された、第39回気象予報士試験の合格発表をグラフにしてみた。
第39回は台風の影響で、沖縄では再試験が行われた。
受験者数は3711人と4000人を割り込み、合格者が150名と史上最少だった。
合格率は最低で、4.0%で、史上2回目の最低レベルだった。
受験番号から、場所と免除状況が分かる。
受験番号の先頭の数字は場所を表しているようだ。
1=札幌、2=仙台、3=東京(2会場)、4=大阪、5=福岡、6=沖縄と見られる。
また、受験番号の2文字目は、学科免除状況だろう。
0は免除無しで全科目受験者、1と2は一般知識か専門知識の片方だけ免除、3は二科目とも学科免除で実技試験だけの受験者と見られる。
つまり、受験番号が、401234だとすれば、大阪で全科目受験者の1234番目の人ということになる。
各受験場所別の合格者数は次の通り。
場所 |
人数 |
% |
|
札幌 |
8人 |
5% |
仙台 |
14人 |
9% |
東京 |
79人 |
53% |
大阪 |
36人 |
24% |
福岡 |
12人 |
8% |
沖縄 |
1人 |
1% |
受験番号から、全科目受験なのか、一部免除なのかを分類してみた。
免除科目 |
人数 |
% |
|
免除無し |
17人 |
11% |
片方免除 |
39人 |
26% |
学科免除 |
94人 |
63% |
一般知識、専門知識、」実技試験の全科目受験者、いわゆる一発合格者は、一割しかいない。
学科試験が2科目とも免除になり、実技試験一本に絞り込まないと合格は難しそうだ。
(2013/03/09)
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