第37回気象予報士試験 実技2問5
第37回 気象予報士試験 実技2 問5
【解答】
茶色の文字は北上大の私的解答
青字は気象業務支援センターの解答例
問5(1)
問5(2)@
ウ A
イ B
ア
問5(3)@
ウ イ A
イ ウ B
ア
問5(4)
河川の増水 、
低地浸水 、
土砂災害 山崩れ
【感想など】
問5(1)
図9上(12時間後)と図10上(24時間後)の正渦度の極大値
(図9上で+117、図10上で+111)を目安にすれば、間違うことはないだろう。
問5(2) 判断基準は、下表の通り。ここは、紛れが少ないだろう。
最初に「晴れ」記号が表示されている@=「ウ」を決定する。
次に、「昼前まで激しく降る」で、A=「イ」を決定する。
最後に残ったB=「ア」で矛盾がないことを確認する。
問5(3)
図9下と図10下を並べて、東京、新潟、秋田にマークを着けたので参考にしてください。。
9時に雨が降っているのは、東京と秋田だが、激しく降りそうなのは(1)東京のようだ。
降水量が最も少なくて晴れ間が見えそうなのは、おそらく(2)新潟だろう。
とすると、
(2)新潟=「ウ」に決める。
残った「ア」と「イ」を(1)東京か(3)秋田に分けなければならない。
表の「ア」と「イ」を比較すると
・「ア」は南西〜南東の風が吹く。「イ」より気温が高い。
・「イ」は南〜南南東の風が吹く。午前中の雨量が多い。
図から判断して、東京で西側(南西)の風が吹く気配がないし、午前中の雨量が多い点から、
(1)東京=「イ」だろう。
最後に残った
(3)秋田=「ア」となる。秋田の気温が高いのは、新潟と近いから良いのかな?
正解から逆に考えるとこんな理由だろうか?
(わたしは間違えてしまったが)
。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
問5(4)
災害御三家から、家庭崩れを書けばよい。
模範解答では、
「山崩れ」となっているが、土砂災害、土砂崩れ、崖崩れなどでも良いと思う。
結局、問5は、22点中18点だった。
(2013/05/27)
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