第35回気象予報士試験 一般問9


問9:
図は,水平な地表面上にある温暖前線を前線に直交する向きに切った鉛直断面の模式図である。温暖前線面の傾きは図に示すとおりであり,この前線面は地表面に対して8m/s の速度で右向きに移動している。この前線面を追うように,地表面に対して20m/s の水平風が吹いて速度を保ったまま前線面上を滑昇している。このときの,前線面上での上昇流の大きさとして最も適切なものを,下記の(1)〜(5)の中から一つ選べ。なお,紙面に直交する方向に関して,温暖前線の構造の変化と風の成分はないものとする。

@ 0.02m/s
A 0.04m/s
B 0.06m/s
C 0.10m/s
D 0.14m/s

解説:
どこが気象の問題なのか理解に苦しむ。
20m/sの水平風から温暖前線面が8m/sで逃げていくのだから、その差は(20-8)=12m/sである。
風が1秒間に12メートル進む間に何メートル上昇するかだから、単純な比例計算で、12×(1/200)=0.06m/s
正解は選択肢(3)である。

  (2013/05/20)

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