第37回気象予報士試験 一般問8


問8:
図は北半球中緯度の大気下層の南北鉛直断面を西側から見たものである。北側に寒気,南側に暖気がある場合について,二つの等圧面(800hPa,900hPa) の傾きと気圧傾度力の水平成分の向きの関係を正しく表したものを,下の図(1)〜(5)の中から一つ選べ。
ただし,気温の分布は東西方向に一様とする。


解説:
平均気温が高ければ層厚が厚くなることが最初のポイントだ。
これで、暖気側の層が薄くなっている(4)と(5)が消える。
気圧傾度力は、単純に気圧の高い方から低いほうに向くので(3)でよい。
余計なことだが、地衡風の方向を示せとなれば(1)になるところだ。
最初に気圧傾度力に着目すれば(3)と(5)が残るんだけどね。
どちらにしても、正解は選択肢(3)である。
 (2013/03/28)

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