第37回気象予報士試験 一般問15


問15:
災害対策基本法における発見者の通報義務に関する次の文章の空欄(a)〜(c)に入る適切な語句の組み合わせを,下記の(1)〜(5)の中から一つ選べ。

災害が発生するおそれがある異常な現象を発見した者は,遅滞なくその旨を(a) 又は警察官若しくは(b) に通報しなければならない。また,この通報を受けた警察官,(b) は,その旨をすみやかに(a) に通報しなければならない。
通報を受けた(a) は,その旨を(c) その他の関係機関に通報しなければならない。

  (a)   (b)   (c)
  (1)  気象庁長官  消防吏員  都道府県の機関
  (2)  都道府県知事  海上保安官  消防機関
  (3)  都道府県知事  自衛官  気象庁
  (4)  市町村長  海上保安官  気象庁
  (5)  市町村長  自衛官  消防機関

解説:
これはしばしば出題される典型的な基本問題だ、必ず正解したい。
災害対策基本法 (昭和三十六年十一月十五日法律第二百二十三号)
(発見者の通報義務等)
第五十四条  災害が発生するおそれがある異常な現象を発見した者は、遅滞なく、その旨を(a)市町村長又は警察官若しくは(b)海上保安官に通報しなければならない。
2  何人も、前項の通報が最も迅速に到達するように協力しなければならない。
3  第一項の通報を受けた警察官又は(b)海上保安官は、その旨をすみやかに(a)市町村長に通報しなければならない。
4  第一項又は前項の通報を受けた(a)市町村長は、地域防災計画の定めるところにより、その旨を(c)気象庁その他の関係機関に通報しなければならない。

  (a)   (b)   (c)
  (1)  気象庁長官  消防吏員   都道府県の機関
  (2)  都道府県知事  海上保安官  消防機関
  (3)  都道府県知事  自衛官    気象庁
  (4)  市町村長  海上保安官  気象庁
  (5)  市町村長  自衛官    消防機関
(a)(b)は簡単なので必ず取らなければならない。すると(c)が決まるので、簡単だよ。
正解は選択肢(4)である。
  (2013/03/28)

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